【時空を超えて~歴代肖像画1千年】
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ジュリアーノ・デ・メディチの愛人、フィオレッタ・ゴリーニの肖像
(ピッティ宮殿・パラティーナ美術館蔵)
作品名: フィオレッタ・ゴリーニの肖像(「美しきシモネッタ」と呼ばれている) おそらく、フィオレッタは妊娠していたと思われるが、ゴリーニ家の家柄はメディチ家とつり合わないものだったため、彼女を婚約者とすることは許されなかった。 若きジュリアーノは、その美しい容姿をいつでも見ることができるようにと考えてフィオレッタの肖像画を描かせたに違いない。 |
本作品に関するエッセイはこちら ⇒ https://www.shouzou.com/mag/mag20.html
ロレンツォの弟ジュリアーノ・ デ・メディチ ボッティチェリ作 「東方三博士の礼拝」より フィレンツェ・ウフィツィ美術館 |
(拡大図)ハッチングという細密な線描により、柔らかな立体感が形作られる ⇒拡大画像で輪郭線を見る |
枢機卿ジュリオ・デ・メディチ ジュリアーノと愛人フィオレッタの子で、目、鼻筋、唇が母親に酷似している |
(上)枢機卿ジュリオは教皇まで上り詰める (下)「教皇クレメンス7世」 (左右反転)ブロンツィーノ作 ウフィツィ美術館 |
ボッティチェリ作「シモネッタ ・ヴェスプッチ」シモネッタの死後描かかれた理想像 フランクフルト・シュテーデル美術館 |
同じく「ヴィーナスとマルス」(部分)ヴェスプッチ家のために描かれた作品 ロンドン、ナショナル・ギャラリー |
マニフィコ・ロレンツォ・デ・ メディチ ギルランダイオ作の壁画より(部分)フィレンツェ、サンタ・トリニタ聖堂 |
(上)クラリーチェ・オルシーニの肖像 (下)同じくマニフィコ・ロレンツォの妻クラリーチェ・オルシーニの肖像 |